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短歌備忘録6

※2首目、3首はキビ名義で発表 僕の背が伸びる深夜の星空にご先祖様が見ていた光 廃屋の窓辺にチョコの包み紙 誰かと誰かの手が触れた春 隠れんぼ終わりを告げた茜空 影は一人で来た道戻る

短歌備忘録5

春は「春だ」と言うこともなくあの子を連れて海へ逃げて行くのね 選挙車のほざき遮る春風にのせて聴いてるギターの調べ 幸せの反対側のクローバー欲しがる君と探すしあわせ

縮約練習1

日経 3・18 福澤諭吉の学力をずばっと斬った人がいる。 榎本武揚である。 新撰組の土方歳三とともに箱館戦争を戦った軍人だ。日本一の化学者を自負していた。 幕府が軍艦、開陽丸を発注したオランダで学んでいる。砲術や国際法など多分野に及ぶ。 情報通…

短歌備忘録4

体重はいつも通りの僕を乗せ冬の朝だけ汗かく車 雨上がりアスファルトの地図踏み込めばゴジラのような顔の私

映画「オーバー・フェンス」を観た(あまり内容には言及しません)

タイトル通り。映画「オーバー・フェンス」(山下敦弘監督 オダギリ・ジョー主演) を観賞しました。 原作の佐藤泰志『オーバー・フェンス』を、去年の秋から冬にかけて読みました。佐藤泰志を知ったきっかけは去年、北海道立文学館での特別展に関するツイー…

短歌備忘録3

信号が青から赤になるときの瞬きのような口づけする 春の雪行き交う街の足下に地が割れた日の残響を聞く 図書館で迷う児童を見つけては文豪たちが手招きをする

時間と仕事の観覧車

私は、新書を読む事が好きなので、これからはそれらの体験を通して考えたことを書いていきたいと思います。 学生時代は、読書というとほとんど新書読みに徹していました。なんで小説とか文学作品に向かなかったのかなぁと、ひたすらに学生時代の自分を張り倒…

短歌備忘録2

犬小屋のぽっかりとした暗がりに戻らぬ時間詰め込んで寝る 瞼閉じ広がっていく星空で亡き友人の星座輝く

短歌備忘録1

マルボロの箱を見るたび思い出す煙のように街を吸う君 コーヒーと食パン無い朝響くキチガイナスビの甘いバラード 軒下で居眠りする傘開けば君が迎えに来そうな五月 世界はこんなに優しいと君が言ったその時から強くなれる

詩「空」

雲は歩く 僕らの町を見降ろして 僕らは歩く 雲の町を見上げて 昨日 誰かが言ったんだ 「お空の色はどうしてあおいの?」 誰かが言った 「いいかい坊や。神様は僕らに語りかけているんだ」 なんだよそれ 意味わかんねえよ 頭の中で誰かが言ったんだ 今朝 誰か…

小説を読む ポプラ社『百年文庫』シリーズ

当ブログ最初の記事「啓告」でも触れましたが、私はこれまで他人の文章作品(小説)をあまり読まずに生きてきました。この点に関して、反省すると共に焦りを感じています。 だからといって、急激に長編小説を読みはじめたところで小説を読むことに関しての「…

(作品紹介)短歌もどき第1集

紹介作品:徳野碧『短歌もどき第1集」 p.booklog.jp 昨年から短歌を少しずつ詠んでいます。 といいましても文語に自信がないために口語短歌ばかりです。 それらの中から、お気に入りの自作をパブー上にて発表しました。 3つの連作「地平」「恋マンコ」「土…

啓告

私は文化人になりたい。やっと、そう自覚するようになったのは25歳になったときでした。 それまでの私は、漠然と文章を書いたり、音にならない音符を書いてみたりして毎日を過ごしてきました。文章を書くのが好きなくせに、他人が書いた文章(特に小説)はあ…